ちばのてっく

積極的にアウトプット

Flask起動したときに表示されるメッセージの意味を調べてみた

Flaskを起動したときに表示されるメッセージの意味をまったく理解してないため、調べてみる。

調べてみた

これのこと。なお、デバッグモードはONにしている。(デフォルトはOFF)

* Serving Flask app 'hello'
* Debug mode: on
WARNING: This is a development server. Do not use it in a production deployment. Use a production WSGI server instead.
* Running on <http://127.0.0.1:5000>
Press CTRL+C to quit
* Restarting with stat
* Debugger is active!
* Debugger PIN: 115-419-723

1行ずつみていく。


* Serving Flask app 'hello'

実行するコードのファイル名を表している(はず)。


* Debug mode: on

デバッグモードのON/OFFを表している。


WARNING: This is a development server. Do not use it in a production deployment. Use a production WSGI server instead.

開発環境用のサーバーであること、商用環境用の場合はWSGIサーバーを使え、というメッセージ。なお、このWARNINGメッセージが出力されていても、サーバーは問題なく稼働できている。

WSGIというものを根本的によくわかっていないため、少し調べてみたが、実際に使ってみないとちょっと理解が深まりそうになかった、、
とりあえずざっくり、「WSGIPythonのアプリケーションとサーバーの間の共通的なインターフェースであり、Flaskのみでホスティングしている簡易なものよりもセキュリティ面など(他は?)で優位(なぜ?)。」くらいの理解にとどめた。


* Running on <http://127.0.0.1:5000>

立ち上げたサーバーがlocalhostの5000番ポートでhttp通信を受け付けていることを表す。


Press CTRL+C to quit

立ち上げたサーバーを停止する場合はCTRL+Cを入力しろ、ということを表す。


* Restarting with stat

よくわからなかった、、
statはファイルシステム関連のシステムコールの文脈で使われている?
なお、デバッグモードOFF時は出力されない。

参考?:stat https://docs.python.org/ja/3.12/library/stat.html


* Debugger is active!

デバッガーがアクティブであることを表す。
デバッガーを使うことで、エラーが表示されたブラウザ上でデバッグを行うことができる。
なお、デバッグモードOFF時は出力されない。

参考:組み込みのデバッガ https://msiz07-flask-docs-ja.readthedocs.io/ja/latest/debugging.html#the-built-in-debugger


* Debugger PIN: 115-419-723

デバッガーを使う際に入力を求められるPINを表す。
なお、デバッグモードOFF時は出力されない。

残課題

  • WSGIについて手を動かしながら理解を深める
  • Restarting with statの意味を探る
  • ブラウザでデバッガー使ってみる